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この度、イタリアのフィレンツェにあるジュンティ出版社(GIUNTI EDITORE S.p.A.)が、 ジュンティ出版社のレオナルド・プロジェクト日本語ページをご覧いただく前に
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿と素描について レオナルドは、1519年5月2日に亡くなる前の4月23日に遺言書を作成します。彼は、自分の書いた文書類と所持品のいっさいを、最も信頼していた弟子のフランチェスコ・メルツィに譲るとしたためました。 メルツィは、師の文書類を貴重な財宝として遺物さながらに大切に扱ったのですが、残念なことに彼の子孫はそうではありませんでした。1570年にメルツィが亡くなると、相続人オラツィオ・メルツィは、ダ・ヴィンチの文書類には関心がなく、ヴァプリオ・ダッダの屋敷の屋根裏にしまい込みました。そのままダ・ヴィンチの文書類は忘れられ、捨てられたも同然になってしまったのです。ほどなくダ・ヴィンチの文書類は、ヴァプリオ・ダッダの屋敷からヨーロッパ中に散逸しはじめます。こうして、レオナルドの遺した文書類は、様々な運命の変転を経験することになります。
ファクシミリ版について 現在、私たちが目にするものは「ファクシミリ版」といわれるものです。ファクシミリといえば、文書を送信するFaxをイメージしてしまいますが、レオナルドの手稿や素描集などで使われている「ファクシミリ版」は、Facsimileの機械が普及する以前からヨーロッパで使われている言葉で、ファクシミリの語源は、ラテン語の「fac simile(同一のものを作れ)」facere(為す)+simile(同一)からきています。「ファクシミリ版」は、単なる量産の印刷物と一線を画する意味で用いられています。
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